石川県司法書士協議会「電子契約・電子署名～電子署名・電子契約の基礎から登記実務まで～」研修会

商業登記法の改正に伴う、業務変更点にて「電子契約・電子署名」を中心にお話しさせていただきました。

１）商業登記法の改正に伴う商業登記規則等の改正と変化
２）電子署名について
３）電子契約について　“基礎”
４）電子契約について　“作業と確認”
５）電子契約について　“今後の不動産登記”
６）その他

今回ご依頼で、”電子契約”というものはどういうものか？
普段書面で行っている方法と何が異なるのか？
そもそも「電子契約って、PDFに電子署名することじゃないの？」
正解なんですが、手法が違うこと、署名環境が違うこと。
この辺りは、立会人型と当事者型という方法で変わってくるんですね。
口頭だけだと、やっぱりわかりづらいところを図解と実際の手法を画面を見ていただきながら説明することを重点に置き、お話させていただきました。

登記に関しても書面申請からオンライン申請が入ってきて
申請書が申請データになったり
添付書類が添付情報になったり・・・
そこに現れた電子署名というもの、さらに増えた電子契約サービス。
きほんの「き」から、電子署名の確認方法や普段使用しているアプリケーションの設定含めご紹介。

不動産登記に関わるところも、皆様興味津々に聞いていただけたようです。
印紙代の節約に関しては当然ですが、契約書を電子化することで、商業登記においてもまだまだ節約できるところがあるんです。
司法書士の皆様が、お客様に情報の提供をすることで、新しいビジネスチャンスも生まれるかも。

新しく聞く言葉も多かったと思いますが、まずは電子契約とは何ぞやと、これから始まる本格的な電子化に向け準備する良い機会になれば幸いです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そして温かいおもてなしをいただいた石川県司法書士会の皆様、ありがとうございました。