岩手県司法書士会様 本人確認と原本確認 -デジタルに伴う司法書士実務での留意点-研修会
岩手県司法書士会様 本人確認と原本確認 -デジタルに伴う司法書士実務での留意点-研修会
1)対面・非対面・押印廃止に伴う、制度改正と今後の動向
2)マイナンバーカード(個人番号)について
3)運転免許証・運転経歴証明書について
4)パスポート
5)在留カード・特別永住者証明書について
6)コンビニ交付証明書について
7)アプリの活用
8)事故事例とその他
9)マイナンバーの今後の展開と業務対応
岩手県司法書士会様よりご依頼をいただきお話しをさせていただきました。
2024年4月より始まった、改正犯罪収益移転防止法「士業者との取引に関する改正犯罪収益移転防止法等の施行について」
特定事業者の士業者の皆様には、今までより高い対応が求められる中、対面や非対面に関する注意事項や管理書面が必要になってきました。
そして今年の12月2日から健康保険証の新規交付を廃止(終了)というパブリックコメントが公表されました。
当然、犯罪収益移転防止法にも関係してくると思います。
しかしこの時点では、まだ不動産登記規則等の改正については情報はなく、健康保険証等から資格証明書へ切り替わるとのこと
有効期限内の取り扱いについても注意してほしい点お伝えしました。
研修会では根本に戻り、各種1号書類に関しての見方だけでなく、読み取れる情報からコミュニケーションを図り、ご本人の確認をするテクニック、取り巻く法律と対応についての知識について。
気になる点や、過去の研修会での同じ司法書士様より頂いた質問のQ&Aを織り込みながらお話しさせていただきました。
「今いる地域では、性善説で安心していたが、普通に考えればお客様はどこの人か?普段から出来る注意は払いたいと思った」
「初めて知る知識が多い。今までなぜこういう勉強会がなかったのか。」
「偽造のレベルがすごい。騙されてしまいそう。」
「コミュニケーションで解決できる部分も多いと感じた」
「いつの間にスマートフォンでの確認アプリが出たのか、知りませんでした。」
など、アンケートからもたくさん感想をいただきました。
直近の偽装事故の事例を含め多く紹介しました。
Zoom併用ということで、PowerPointを駆使しながらお話しさせていただきました。
毎日の業務で常に必要ではないこともあるかもしれないですが、知っている・知らないの差は、必要になったときに雲泥の違いが出ます。
”知らない”を”知っている”へ、そして、必要に応じ”使える”ようになっていただけると安心してお仕事ができるようになる。
たくさんのご参加いただき感謝です。
ありがとうございました!