東京司法書士会様 マイナンバーカードと登記実務 -マイナンバーカードの動向と本人確認-
東京司法書士会様よりご依頼いただき、研修会でお話させていただきました。
通常の本人確認・原本確認のセミナー内容をカスタマイズし、マイナンバーカードをフォーカスした内容にしました。
1)マイナンバー(個人番号)カードについて
2)今後の動向と本人確認について
3)本人確認資料の確認
4)コンビニ交付証明書について
5)アプリを利用した原本確認
6)事故事例
マイナンバーカードの交付が始まり、コロナ禍を経てマイナ保険証の取り扱いが始まり、スマートフォンへの電子証明書の取り込み、令和7年3月24日からは運転免許証との一体化が任意でできるようになります。
令和8年頃には在留カードとマイナンバーカードとの一体化(特定在留カード(仮名))が始まる予定です。
住民基本台帳カードからマイナンバーカードへの切り替えしたころの、取り扱い原本確認についても注意点がありますし、まだ有効な住民基本台帳カードについての確認方法の注意点。
マイナンバーカードが失効されるときに関しては、引っ越しなどの際の注意点(住民票記載内容と違うとき)や、海外提出されたときの確認に関しては事前にご質問いただいていたので、回答含めてお話させていただきました。
最新で日本司法書士連合会よりリリースされた、日司連当事者型電子署名システム「しほうサイン」 や以前から準備されていた、日司連公的個人認証有効性確認システムのお話、現在金融機関の金銭消費貸借契約、宅建業の不動産売買契約の電子契約の際、今後司法書士業界として利用できるインフラ環境が整ったことをお伝えしました。
そのほか、一号書類のアナログやデジタルを利用した原本確認について、ツールの活用方法を含めお話させていただきました。
その他もろもろ、時間いっぱいの3時間お話させていただきました。